2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

地球の気温が一五度に保たれている理由

地球は、太陽系のなかでただ一つ、生命をもつ惑星です。全宇宙でも、地球のほかに、美しい自然がつくりだされ、生物が生きている天体は存在しないのではないでしょうか。このような環境がっくられているのは、地球をおおっている人気のおかけで、地表気温が…

悲劇のクライマックス

光通信は足下からの反乱も起きた。二〇〇〇年五月の連休に光通信の一〇〇%子会社、光通信キャピタル(HTC)でクーデター未遂事件が勃発したのだ。HTCは九九年七月に発足し、第一号ファンドは約三百三十億円を集めた。野村証券から人材を大量にスカウ…

有力販売代理店の光通信離れ

「日本興業銀行をアレンジャーとするコミットメントライン(融資枠)を設定して三月に二百四十五億円を借りたが、四月に全額返済して解消した。住友銀行、東京三菱銀行からの二百四十億円のシンジケートローンも期限前に返済した。このように銀行との関係は…

ただ今、四面楚歌

光通信はとうとう土壇場を迎えた。二〇〇〇年八月二十一日に発表した同年八月期決算の業績の下方修正は惨漕たるものだった。期中に下方修正した百三十億円の営業赤字より、若干、赤字幅は縮小したが、それでも百十六億円の営業赤字である。加えて、三月から…

最高値に近い水準で売り抜ける

「寝かせ」が発覚した重田は携帯電話からの転進を図る。二〇〇〇年一月一日の経営会議で重田が打ち出したのは「デジタルクラブ」への転換だ。「デジタルクラブ」の業務内容は通信衛星(CS)放送の「スカイパーフェクTV」の加入契約を取ることだ。「毎月…

兜町の長老の一言

ネット株が暴落してからは、さすがにマズイと思ったのか、日経にも距離を置いた記事が出るようになった。『日経金融新聞』二〇〇〇年三月二十七日付の「時価総額経営危うさ露呈」の記事がそうだ。ソフトバンクと光通信が進めていた「時価総額経営」を「わず…